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豪商業不動産、海外投資家からの需要急増

オーストラリアでは新型コロナウイルスの感染流行を背景に中央商業地区(CBD)でオフィス需要が低迷しており、負債削減を進めたい不動産投資信託(REIT)などが数十億豪ドル相当の商業不動産を売りに出している。これらの不動産に対し、新型コロナ収束後の需要の回復を見越して海外投資家からの関心が急激に高まっているという。オーストラリアンが報じた。

商業不動産を売りに出しているのは、不動産投資会社のデクサスやチャーターホール、高級百貨店デビッド・ジョーンズ(DJs)の親会社である南アフリカの小売り大手ウールワース・ホールディングス(WHL)などが含まれるが、購入企業は外資系が多く、シンガポールや香港、中国、米国、日本からの関心が高いという。

米系不動産仲介大手CBREの太平洋・東南アジア部門のマッキャン国際資本部長は海外投資家からの需要が高いことについて、「オーストラリアを市場の玄関口と見なしている投資家が多く、投資先としてアジア太平洋地域の中でも高く評価している」と分析。「短期的には賃貸市場で苦戦を強いられると理解した上で、(新型コロナ収束後に)国境封鎖が解かれれば経済回復が見込めるため、中期的なオーストラリアの見通しは明るいと判断されている」と述べた。

米系不動産管理のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)が世界の投資企業38社を対象に行った調査では、約半数が来年末までにオーストラリアでの投資を増やす予定と回答している。特に、物流関連不動産への関心が高く、これらの企業の81%が、物流関連不動産への投資増を計画していると答えた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 建設・不動産運輸

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