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19年の国内観光消費、初のインバウンド超え

マレーシア統計局が18日発表した2019年の旅行・観光サテライト勘定(TSA)で、国内旅行者の観光消費額が初めてインバウンド(外国人旅行者)を上回った。統計局は、新型コロナウイルス感染症の抑止策で国境が封鎖される中、20年も同様の傾向が続くとみている。

統計局は、国連世界観光機関(UNWTO)の基準に基づいて、観光産業の経済効果であるTSAを推計した。

19年の国内旅行者数は、前年比8.3%増の延べ8,470万人。観光消費額は12.0%増の926億リンギ(約2兆3,500億円)で、全体の50.9%を占めた。一方、外国人旅行者数は前年比1.0%増の2,610万人で、消費額は2.0%増の894億リンギだった。国内旅行者の消費額がインバウンドを上回るのは、05年の調査開始以来、初めて。

国内旅行者の観光消費額の42.1%は買い物代が占め、次いで自動車の燃油代(16.7%)、飲食代(15.9%)となった。中でも、燃油代が前年比13.0%増と伸びた。国内旅行の宿泊先は「友人・親類の家」が70.9%で最多だった。

インバウンドの観光消費額のトップも買い物代で、33.3%を占めた。次いで、宿泊費(24.4%)、交通費(18.4%)の順だった。

国内観光産業の粗付加価値(GVATI)は、前年比9.0%増の2,402億リンギで、国内総生産(GDP)全体の15.9%を占めた。GDPに占める割合は前年から0.7ポイント上昇。GVATIに占める割合は、小売業(46.2%)、飲食業(18.0%)、観光関連サービス業(12.3%)など。

旅行者に直接サービスを提供することで得た観光直接国内総生産(TDGDP)は、7.9%増の1,020億リンギで、GDP全体の6.8%を占めた。

観光業の雇用者数は、2.6%増の360万人で、国内の就業者数の23.6%を占めた。前年から0.1ポイント上昇した。

一方、マレーシア人のアウトバウンド(海外旅行)による観光支出額は、8.9%増の448億リンギだった。支出額の上位3項目は交通費(31.8%)、買い物代(24.3%)、宿泊費(22.5%)の順だった。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 小売り・卸売りサービス観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

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