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投資テマセク、独バイエルと野菜工場で合弁

アンフォールドはバイエルが持つ遺伝資源を活用し、水耕栽培や人工照明下の環境に適した野菜品種を開発する(アンフォールド提供)

アンフォールドはバイエルが持つ遺伝資源を活用し、水耕栽培や人工照明下の環境に適した野菜品種を開発する(アンフォールド提供)

シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスは12日、ドイツの医薬品大手バイエルと組み、野菜工場向け作物品種の開発・改良を行う合弁会社アンフォールドを設立したと発表した。シンガポールと米国で事業を展開する。

アンフォールドの本社は、米カリフォルニア州デイビスに設置する。初期の資金として3,000万米ドル(約32億円)を調達済みという。テマセクと、バイエルの投資部門リープス・バイ・バイエルが出資した。出資比率は明らかにしていない。

合弁会社は、バイエルが持つ遺伝資源を活用し、バーティカルファーミング(垂直農法)を行う野菜工場向けに、水耕栽培や人工照明下の環境に適した野菜品種を開発する。作物を育てるのに必要な人工照明の光量、水量、化学肥料を減らす一方で、面積当たりの収量を増やすのが狙いだ。

テマセクとバイエルの声明によると、野菜工場に関するスタートアップは数多く登場しているが、栽培設備などを手掛ける企業が中心。品種改良に着目したスタートアップは、アンフォールドのみという。

シンガポールなどの大都市では、農業に適した土地が不足する一方で、人口集中に伴い野菜などの生鮮食品の需要は拡大している。

テマセクの農業事業部門の責任者ジョン・バスケ氏は、「農作物の供給の在り方を見直す必要がある。アンフォールドへの投資を通じて、長期的に人々の生活に資する、革新的で持続可能なソリューションの開発を支援したい」と述べた。


関連国・地域: シンガポール米国欧州
関連業種: 食品・飲料化学農林・水産

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