• 印刷する

長瀬産業、東南アジア初の食品素材ラボ開設

長瀬産業は10日、シンガポールに食品素材ラボ「リージョナル・イノベーション・センター」を開設した(同社提供)

長瀬産業は10日、シンガポールに食品素材ラボ「リージョナル・イノベーション・センター」を開設した(同社提供)

化学品商社の長瀬産業(東京都中央区)は10日、シンガポールに食品素材ラボ「リージョナル・イノベーション・センター」を開設した。食品素材事業のグローバル展開を加速するのが狙いだ。同様の施設を設置するのは東南アジアでは初めて。海外では中国に続く2カ所目となる。

現地の販売子会社ナガセ・シンガポールが、西部サイエンス・パークの産業団地「The Aries」の1階に開設した。従業員数は3人で、面積は331平方メートル。投資額や売り上げ目標は公開していない。

製造子会社の林原(岡山市)と共同で運営する。林原が日本国内で展開しているアプリケーション開発ラボ「エルプラザ」の海外版となる。2019年8月には中国・厦門にも同様の施設を開所していた。

シンガポールのセンターでは、食文化や味付けの嗜好(しこう)によって異なるニーズをふまえたレシピの提案、アプリケーションの開発、セミナー開催などを手掛ける。主なターゲットは東南アジア諸国連合(ASEAN)、オセアニア、中東地域のパン、菓子、飲料、乳製品、加工食品、麺などのメーカーという。

長瀬産業は、中東・ASEAN地域の食品事業の中核機能をシンガポールに置いている。東南アジア各国にアクセスしやすいため、シンガポールでのセンター開設を決めた。

長瀬産業の小嶋宏一郎フード イングリディエンツ事業部長はNNAに対し、「食品や食品用素材は地域ごとに特徴がある。地元顧客の要望に即した提案をするためには、このような施設を展開する必要がある」とセンター開設の意義を語った。

今後の海外展開については、「短期的にはスポーツニュートリション(運動をする人向けの食品全般)などの分野に注力し、シェア拡大を目指す」と説明。成長を見込む中南米、中国、東南アジアで事業を拡大する方針を示した。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料

その他記事

すべての文頭を開く

OCBC銀行、1~6月期決算は42%減益(08/08)

MC取得後に外出で起訴、コロナ対策違反(08/08)

共用オフィスのジャストコー、2カ所開業へ(08/08)

新規感染242人、計5万4797人(7日)(08/08)

大手2行、1~6月2桁減益 コロナ禍で信用コスト増加(08/07)

外国人居住施設での感染検査、7日に終了(08/07)

海外感染者の医療費、7日から保険適用(08/07)

ASEAN+3の成長率0.0%、AMRO予測(08/07)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン