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コロナ禍、再エネ開発に試練

消費減と油価下落で構造改革論も

新型コロナウイルス感染症の流行で、再生可能エネルギー開発が停滞するとの懸念が浮上している。各国が外出規制を導入したことで、電力消費量の減少や原油価格の急落が起こった。太陽光発電設備などの価格競争力はここ数年で高まってきたが、より手頃となった化石燃料が盛り返す可能性がある。東南アジアの業界関係者からは、電力会社が独占的に担う現状からの自由化の推進など、アフターコロナの構造改革が進むとの見方が出ている。