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豪1QGDP、成長維持で景気後退回避か

オーストラリアは第1四半期(1~3月)に辛うじてマイナス成長を免れ、統計上で定義される「景気後退(リセッション)」を回避する可能性がある――。3日に予定されている国内総生産(GDP)の統計発表を目前に控え、一部のアナリストが予想している。1日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

リセッションの定義は、2四半期連続でマイナス成長を記録した場合とされ、オーストラリアは1991年からリセッションを回避し続けており、この期間は世界最長となっている。

新型コロナウイルス感染症の影響でオーストラリアでは3月後半に社会封鎖が開始され、第2四半期(4~6月)のGDPについては大幅なマイナス成長が予想されている。ただ、封鎖措置が緩和されるに伴い経済活動が急激に回復していることから、第3四半期(7~9月)はプラス成長が見込まれ、リセッション入りが確定するのは第1四半期にマイナス成長となった場合だ。

ブルームバーグがエコノミスト24人を対象に調査を実施したところ、5人が第1四半期のGDPが小幅ながらプラスを維持できるとの見方を示している。

バンク・オブ・アメリカのオーストラリア・ニュージーランド経済担当のトニー・モリス氏は、「第1四半期に建設活動は落ち込んだが、住宅部門は回復の兆しが見られ、鉱業投資も若干、増えている。資源輸出の伸びがサービス分野の落ち込みを相殺するかもしれない」とし、第1四半期のGDPを0.1%増と予測した。

ドイツ銀のフィル・オドナゴー氏も、「オーストラリア経済の実態は不況に入っているが、統計上はリセッションを回避し、今年のマイナス成長は第2四半期だけとなる可能性がある」との見方を示した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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