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通信シングテル、通期決算は65%減益

シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)が28日発表した2020年3月期連結決算は、純利益が前期比65%減の10億7,460万Sドル(約816億4,600万円)だった。ロイター通信によると、20年以上ぶりの低水準となった。携帯電話サービスと通信機器販売が不振だったほか、海外出資先企業の特別損失が響いた。

売上高は5%減の165億4,230万Sドル。事業別では、携帯電話サービスが1割減の48億5,450万Sドル。通信機器販売は1割減の25億6,750万Sドルだった。固定電話は22%減、有料テレビは16%減となり、それぞれ2桁落ち込んだ。

20年1~3月期連結決算は、純利益が前年同期比26%減の5億7,440万Sドル、売上高は1割減の38億9,920万Sドルだった。

新型コロナウイルスの影響で携帯電話サービスや通信機器販売が低迷したほか、出資先であるインドの携帯電話サービス最大手バルティ・エアテルを中心に3億200万Sドルの特別損失を計上したことが響いた。

顧客セグメント別では、シンガポールの個人向けサービスが12%減収。新型コロナウイルスの感染抑制を目的とした旅行制限で、観光客や外国人労働者が少なかったため、ローミングサービスやプリペイド(前払い)が不振だった。

オーストラリアの個人向けサービスは8%減収。グループ全体の法人向けサービスも5%減収と振るわなかった。

シングテルは、新型コロナによる経済活動への影響が不透明であることから、21年3月期の連結決算に関する言及を避けた。第5世代(5G)移動通信システムについては、ネットワークの強化や新しい収益創出の機会につながるため、引き続き注力していくと説明した。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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