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テイクオフ:向かいに住むおばちゃん…

向かいに住むおばちゃんが「悲しいねえ」と目を伏せた。24日から帰省が禁止されたため、今年のレバラン(イスラム教の断食明け大祭)時期には故郷に住む家族に会えなくなった。仕事の事情などで、禁止される前に帰ることもできなかったらしい。

禁止前の数日は駆け込み帰省が相次いだようだ。ジャワ島西部のメラク港ではスマトラ島南端へ向かうフェリーの1日当たりの乗船人数がほぼ倍増した。ジャカルタ首都圏のチカンペック・ウタマ料金所を通過して郊外に向かった車両は、禁止発表直前に比べて3割近く増えたという。

外出を自粛している今、毎日顔を合わせるのはこのおばちゃんの一家くらいだ。ただでさえ街が静かなのに、この一家がいなくなったらさらに寂しくなる。彼女らには申し訳ないが、帰省せずにここにとどまってくれて隣人としては少しうれしい。(幸)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 社会・事件

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