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テイクオフ:閑散としているはずのコ…

閑散としているはずのコンドミニアムのロビーが、夕飯時になると慌ただしくなっていた。ぞろぞろと外に出てくる短パン、Tシャツ姿の中国人らしき人たち。片方の手で発泡スチロールの箱に入った持ち帰りの食事を持ち、もう片方の手でスマートフォンとにらめっこしていた。

この光景は、中国人が多く住む地区ではおなじみになっているようだ。業者も大忙しだろう。大きな袋の中に弁当を数十個積み上げ、大事そうに運び所定の位置に。自宅待機を課されているとはいえ、毎日自炊するのは大変。「お店」は繁盛している様子だった。

外国人がよく使う配車アプリの料理宅配サービスと思いきや、観察すると異なる業者だと推測できる。どこからともなく表れ、弁当が完売すると消えていく。居住する中国人の多さを考えると、彼らが独自の経済圏を築いていても何らおかしくない。(内)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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