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帰還労働者による感染急増を懸念、政府

新型コロナウイルス感染症の患者が10人(30日午前時点)見つかっているミャンマーで、近隣のタイなどで失職した大量のミャンマー人労働者が陸路で入国を続けている。タイ国境の東部カイン州(旧カレン州)ミャワディでは19日以降、政府が把握するだけで2万人以上が入国。ミン・トゥエ保健・スポーツ相は30日に出した声明で、「感染者が急激に増える恐れがある」と述べた。帰還労働者は隔離を義務付けられているが、徹底が難しく、施設も足りない状況だ。