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焼酎原料を消毒剤に、新型肺炎対策で寄付

韓国では焼酎の原料が消毒液の材料に利用されている(NNA撮影)

韓国では焼酎の原料が消毒液の材料に利用されている(NNA撮影)

韓国で新型肺炎の感染が拡大する中、韓国の焼酎メーカーが焼酎の原料となる醸造用アルコールを消毒液の材料として寄付する動きが出ている。

口火を切ったのは、釜山に拠点を置く大鮮酒造。当初はマスクや手の消毒剤など衛生用品の寄付を検討したが、物品の確保が難しいことから、簡単に入手できる醸造用アルコールを希釈して、ウイルス対策の消毒用として活用するアイデアを思いついたという。フランスの世界的なバイオテクノロジー研究機関「パスツール研究所」の分院である韓国パスツール研究所のハキム・ジャバラ元所長も「手についたウイルスの殺菌作用を期待できる」とその効用を認めている。

醸造用アルコールを他の用途に使用した前例がないため手続きに時間を要したものの、大鮮酒造は2月26日に釜山国税庁から原料用途を変更するための承認を取得した。計100トンを寄付する予定で、これまで60トンを釜山市のほか、感染者が拡大している南東部の大邱市に寄付した。同社関係者は「通常の焼酎製造への影響はあるが、今は地域社会と力を合わせて新型肺炎の危機を克服しなければならない時」と強調する。

大鮮酒造の心意気に賛同する企業も現れた。済州特別自治道に拠点を置く漢拏山焼酎は3日、5トンの醸造用アルコールを同道に寄付した。


関連国・地域: 韓国
関連業種: 食品・飲料社会・事件

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