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豪電力価格20%下落、太陽光発電増加で

オーストラリアのエネルギー市場の管理・運営を担うエネルギー市場オペレーター(AEMO)は、電気のスポット価格が2019年第4四半期(10月~12月)に、前年同期比で約20%下落したと発表した。太陽光発電が石炭火力発電に取って代わり始めていることが、スポット価格の下落の要因だ。地元各紙が伝えた。

昨年9月から発生した山火事や熱波によって、電力卸価格は今年1月に急騰したが、AEMOは20年と21年に購入される電力のスポット価格は13%から17%ほど下落し、消費者への電気料金も下落すると予測している。オーストラリア国立大学の名誉準教授でエネルギーおよび気候変動政策に詳しいヒュー・サドラー氏は、「世帯の電気料金は、今後数年間でわずかながらも着実に下がっていく」と発言した。

オーストラリア・エネルギー規制機関(AER)によると、一般家庭の屋上太陽光発電システムの導入件数は2015年から2018年の間で2倍に増加。太陽光発電システムの平均容量も拡大しており、日中の電力網(グリッド)の電力需要を減らすことに役立っているという。

ただ屋上太陽光発電システムの導入増加は、日中のグリッドの電力需要を急激に減らす結果を招いており、国内で最も太陽光発電が豊富な南オーストラリア州ではグリッドの電力需要が過去最低を記録。その結果グリッドへの投資額が減少し、電気料金の平均価格が国内最高となった。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 電機天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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