次期大統領、ドゥテルテ氏の娘が一番人気

フィリピンの政治コンサルタント会社パブリカス・アジアによると、ビサヤとミンダナオ両地域で実施した2022年大統領選の事前調査で、ドゥテルテ大統領の娘でダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏の人気が最も高かったことが明らかになった。ミンダナオ地域では約半数がサラ市長を支持した。

17日に発表した。2022年の大統領選を想定し、立候補が予想される21人の候補者から誰に投票するかを訪ねたところ、全体の35.1％がサラ氏を選んだ。ミンダナオ地域では54.1％と他候補を圧倒。ビサヤ地域でも16.1％と最も人気だった。

全体の２位以下は、上院議員のグレース・ポー氏（11.0％）、マニラ市長のイスコ・モレノ氏（7.8％）、上院議員のマニー・パッキャオ氏（5.5％）が続いた。

副大統領候補では、ドゥテルテ大統領が11.6％で首位だった。２位は11.5％でサラ氏が選ばれた。以下、モレノ氏（9.9％）、ポー氏（9.1％）が続いた。

調査は11月15～19日に、ビサヤとミンダナオ両地域で無作為に選んだ有権者2,000人を対象に実施した。