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テイクオフ:「パグパグ」。当地にい…

「パグパグ」。当地にいる人なら一度は耳にしたことがあるはずだ。かわいらしい響きだが、再調理した残飯のことを指す。

一帯に染みつく臭いはいまだに慣れない。次々到着するダンプカーから、マニラ首都圏で収集した生活ごみが投げ落とされていく。マニラ市トンド地区のスラム街の一部住民は、プラスチックや紙などを仕分ける中、食べられそうな残飯を集め、揚げたり煮たりして食べる。見た目は案外普通なのだが、当然、食中毒や病気の原因になっている。

友人が週末、住民の提案で子どもたちに無料給食を提供した。6キログラム分のマカロニを使用した大鍋のソパス(ミルク風味スープ)は10分で空に。その場しのぎでも「しない善よりする偽善」と彼は言う。もちろんスラムにも新鮮な野菜や肉、サリサリストアだってあるしパグパグを避ける人も多い。でも、子どもの健康状態は決していいとは言えないのが現状だ。(堀)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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