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NZ、2050年までに温暖化ガス排出ゼロへ

ニュージーランド(NZ)議会は7日、2050年までにメタンガス以外の温室効果ガスの排出量を実質ゼロとするための枠組みを策定する、気候変動対策法案の改正案「ゼロ・カーボン法案」を可決した。これにより、政府は独立した気候変動委員会(CCC)を設置し、5年ごとに排出量削減に向けた予算を組む。温室効果ガスのうち、生体由来のメタンガスについては、30年までに17年比で10%、50年までに24~47%削減を目指す。地元各紙が伝えた。

欠席したACT党の単独議員であるセイモア党首以外は賛成票を投じた。アーダン首相は、野党国民党に感謝の意を示し、「我々の決断は次世代にレガシーを残す。NZは温暖化が事実かどうか議論している段階から脱し、対策に着手する」と述べた。

国民党のブリッジス党首は、政権を奪取すれば改正するとしながらも、「政府と共に温暖化対策に取り組みたい。双方に妥協が必要になるだろうが、その恩恵は大きい」と述べた。政府が50年までに排出量ゼロとする法案を上程してから、国民党は7回の改正案を提出していたが十分な支持は得られていなかった。

一方、国民党のベテラン議員のコリンズ議員は、農家を無視したものとして辛らつに批判。農家連合(FF)のホガード副代表も、「47%のメタンガス削減には家畜数を半減させる必要がある。世界的に低排出なNZの農家に生産削減を強要するのは、経済に痛手となるだけ」と懸念を示している。


関連国・地域: ニュージーランド
関連業種: 食品・飲料農林・水産マクロ・統計・その他経済

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