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テイクオフ:シンガポール西部にある…

シンガポール西部にある「ジュロン・バード・パーク」は、400種5,000羽余りの鳥類を飼育するアジア最大級の鳥類園だ。北部マンダイの動物園やリバーサファリと並ぶ、観光名所の一つとなっている。

このバード・パーク、なぜか工業地帯のただ中に位置する。実はシンガポール人の間では「化学工場などからの汚染物質の流出に政府がいち早く気が付けるよう、大量の鳥を屋外飼育するようになった」とする言説が、まことしやかにささやかれている。開園した1971年当時のことを考えると、あながちうそではないかもしれない。

ただこのバード・パークも近くマンダイに移転が決まっており、ジュロンの施設は閉鎖される。「化学汚染のセンサーとしての鳥園は、もうシンガポールには必要ない」。きれいに整備された工業地帯を車窓から見ながら、そんな声を聞いた気がした。(薩)


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 観光社会・事件

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