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1人当たり資産残高、19年は3200万円

スイス金融大手のクレディ・スイスが発表した「世界の富に関する報告書(グローバル・ウェルス・リポート)2019」で、シンガポールの成人1人当たりの資産残高が19年半ば時点で前年比5%増の29万7,873米ドル(約3,200万円)だったことが分かった。2000年の11万4,720米ドルから年平均5.3%のペースで増加している。

シンガポールの総資産額は1兆4,000億米ドル。1人当たりの負債額は5万2,340米ドルだった。総資産に対する負債比率は15%で、前年からほぼ横ばいとなった。

1世帯当たり総資産では全体の57%を金融資産が占めた。国・地域別でみると、1世帯当たり総資産は世界11位で、18年の9位から後退した。アジア地域では香港に次ぐ2位だった。

シンガポールで保有資産が1万米ドル未満の人の比率はわずか14%となっており、世界平均の58%を大きく下回った。シンガポールの成人(500万人)のうち5%は、世界の資産ランクで上位1%の富裕層に入っている。

報告書によると、シンガポールでは00~12年まで米ドル建ての1人当たり資産残高で大幅な伸びが見られた。その後、Sドルの下落でやや落ち込んだものの、15年からは再度、伸びが堅調になった。貯蓄額の増加や不動産資産価値の上昇などが背景にあるという。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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