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テイクオフ:毎年恒例の「Qシネマ国…

毎年恒例の「Qシネマ国際映画祭」がマニラ首都圏ケソン市で開催されている。今年は国内外から集まった70作品以上が上映。フィリピン映画が誕生してから100周年の節目ということもあり、人気監督の新作公開など作品が充実している。

同会場で開催中のフィリピン映画史の展示には、若手監督の多くが尊敬するという1970~80年代を代表する監督リノ・ブロッカ氏の解説コーナーがあり、客足が絶えないようだ。マルコス政権下の戒厳令を批判し表現の自由を訴えた監督で、同国映画を海外に知らしめたパイオニア。映画人を目指す若者たちがメモを取り、議論する姿も見られた。

ただ、肝心の映画上映は観客が乏しいのが残念。特に娯楽作品以外のドキュメンタリーなどは、集客に苦労するようだ。映画づくりの魂が受け継がれ、若手の発表の場が整いつつあるとも聞くが、観客の客層の幅も広がることに期待したい。(西)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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