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サイアムガス、港湾・石油貯蔵の企業を買収

タイ・パブリック・ポートの買収を発表するサイアムガス・アンド・ペトロケミカルズのスパチャイ社長=17日、タイ・バンコク(NNA撮影)

タイ・パブリック・ポートの買収を発表するサイアムガス・アンド・ペトロケミカルズのスパチャイ社長=17日、タイ・バンコク(NNA撮影)

タイの液化石油ガス(LPG)販売大手サイアムガス・アンド・ペトロケミカルズ(SGP)は17日、深海港と石油タンク会社を運営するタイ・パブリック・ポート(TPP)を33億6,000万バーツ(約120億5,200万円)で買収すると発表した。TPPの石油タンク事業の顧客は現在、製油や給油所運営などを手掛けるバンチャーク・コーポレーションのみとなっており、SGPは買収後、新規顧客の獲得に注力する方針だ。SGPのスパチャイ社長によると、8割がタイ企業になるという。

SGPは99.99%を出資する子会社サイアムLNGを通じて、来年1月までに段階的にTPP株を取得し、最終的に出資比率を99.0%まで引き上げる。

SGPはTPPの買収により、その他のエネルギー事業への進出が実現するとともに、深海港事業ではLPGや液化天然ガス(LNG)などの製品の輸送にも活用できるとしている。スパチャイ社長は、まずは一般産業向けにLNGを販売し、その後、電力向けにシフトしていくと説明。東部チョンブリ県シーチャン島と東部チャチュンサオ県バンパコンでのLNGターミナル2カ所の建設などに79億バーツを投じることも明らかにした。2022年の完成後は、カタールのほか、オーストラリア、アフリカなどからLNGを輸入する計画だ。

TPPはシーチャン島に各種石油タンク14個を保有し、貯蔵可能量は3億4,572万リットルに上る。深海港ではバース4基を保有する。2018年12月期本決算は、売上高が前年比28.2%減の2億5,741万バーツ、純利益は36.5%減の1億306万バーツだった。

スパチャイ社長は、LNG貯蔵事業からの売り上げが全体の10~20%を占め、LNG需要がピークを迎える頃には50%になると予測。一方、LPGの売り上げは70%が海外販売によるもので、バングラデシュやカンボジアでの事業拡大でその割合は引き続き拡大していくと見通した。


関連国・地域: タイ
関連業種: 自動車・二輪車化学金融天然資源

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