• 印刷する

施政報告、議会で行えず=民主派議員が抗議

香港の立法会(議会)の新会期が16日始まった。香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が冒頭で施政報告(施政方針演説)を行う予定だったが、民主派議員の抗議により内容に入ることができず休会となった。香港メディアによると、行政長官の施政報告が議場で行えなかったのは1997年の中国返還後初めて。

午前11時ごろ、議場に入ろうとした林鄭氏に民主派議員数人が詰め寄り、混乱状態となった。その後、林鄭氏が議場で施政報告を行おうとしたが、複数の民主派議員が大声を上げて抗議。梁君彦(アンドリュー・リョン)議長が議会の一時中止を宣言した。

約20分後に林鄭氏は再び施政報告の読み上げを開始。しかし複数の民主派議員が「(真の普通選挙実現などを含む)五大要求は一つも欠けてはならない」などとシュプレヒコールを上げ、梁議長は休会を宣言した。政府は立法会で施政報告を行うのは困難だと判断し、テレビ演説による異例の形式を決めた。

立法会ビルは抗議活動に備え、周辺に多数の警官を配備し厳戒態勢を敷いた。7月1日の返還記念日にはデモ隊の占拠で議場などが破壊され、修復作業を進めていた。

施政報告を行おうとする林鄭氏に抗議する民主派議員ら=16日午前11時25分ごろ、金鐘(NNA撮影)

施政報告を行おうとする林鄭氏に抗議する民主派議員ら=16日午前11時25分ごろ、金鐘(NNA撮影)


関連国・地域: 香港
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

70歳男性が死亡、デモ現場でレンガ直撃か(11/16)

香港の交通混乱5日目、道路と駅の封鎖続く(11/16)

景気浮揚は20年後半見通し 回復に時間必要、CLSA予想(11/15)

政府、夜間外出禁止令を否定 13日の緊急会議受け観測浮上(11/15)

4日連続のデモ、小中学校などの休校を延長(11/15)

「1秒でも早く」、香港から多数学生が退避(11/15)

中環と中文大「戦場化」に懸念、経済紙社説(11/15)

13日のスト呼び掛け、900万人が足奪われる(11/15)

香港スイスベルホテル、ベトナム事業拡大へ(11/15)

香港ビジネス環境は難局続く、ゴールドマン(11/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン