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アボイティス、哨戒艇建造で豪社と提携

フィリピンの財閥アボイティス・グループの建設部門アボイティス・コンストラクション(ACI)は28日、オーストラリアの造船会社オースタルの現地法人オースタル・フィリピンと提携の合意書に署名したことを明らかにした。オースタルがフィリピン海軍の哨戒艇を受注した際に、下請けとして建造に協力する。29日付マニラスタンダードなどが伝えた。

フィリピン国軍は新型の哨戒艇6隻を配備する計画で、建造業者の入札を始めている。オースタル・フィリピンはドイツのルーセン、オランダのダーメンと競合して応札。受注できれば、ACIは船体のカッティング(切削)、製造を請け負う。

オースタル・フィリピンは今年、同業務の受注に備えてセブ州バランバンにある造船所を拡張した。その工事もACIが請け負った上、造船所の隣にはACI自身の造船施設もある。ACIは日本、米国、カナダの造船会社からも下請け業務を請け負っている。オースタル・フィリピンのウェイン・マリー社長は、豊富な実績を持つ地場のACIと組むことで、入札でより優位に立てるとの考えを示した。

受注業者は年内に決まる見通し。ロレンザーナ国防相は7月、哨戒艇の建造はオーストラリア政府との合意を前提に、オースタルが受注する見通しだと明らかにしている。


関連国・地域: フィリピンオーストラリア
関連業種: 建設・不動産運輸政治

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