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企業の8割、海外在住経験者の雇用に意欲

マレーシア企業の9割近くが、国外での留学、就労経験者(在外グローバル人材)の採用を検討している――。人材紹介会社の英ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメントの調査で分かった。

同社の「2019年アジア在外グローバル人材リポート」によると、マレーシア企業の84%が「向こう1年以内に在外グローバル人材を採用したい」との意向を示した。職級別での採用希望では「中堅管理職」と回答した企業が全体の72%、「新人などのエントリーレベル」が55%、「幹部職」が48%と続き、「経営陣」は11%だった。

グローバル人材の雇用に関する懸念については、「待遇に対する不満が出ないかどうか」を挙げた企業が77%に達した一方、63%は「国内の人材よりも高い報酬を支払う」と回答。処遇をどうするか悩みながらも、手厚い報酬を検討する企業が多いことが浮き彫りになった。

過去1年間でグローバル人材を採用した企業は48%。実際に採用した企業の35%が「結果に満足」と回答したが、「特に大きな成果はない」も25%に上った。

一方、マレーシア出身のグローバル人材で、「母国では国外より条件の良い就職先が見つかる」と考えるのはわずか15%。母国で就職すると国外よりも給料が減るとみているのは43%に上った。

ヘイズはマレーシアのほか、日本、中国、香港、シンガポールで同様の調査を実施した。全体では、82%の企業が「向こう1年以内に在外グローバル人材を採用したい」と回答。在外グローバル人材を採用する利点(複数回答)としては、72%が「異文化理解力」、68%が「語学などのコミュニケーション能力」、64%が「ビジネスに対する異なる視点」を挙げている。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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