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〔ポッサムのつぶやき〕えっ、豪での夏季五輪開催はムリ?

国際オリンピック委員会(IOC)が夏季五輪の開催期間を7~8月と定めたことから、クイーンズランド(QLD)州南東部を除くオーストラリアの各都市は事実上、今後の夏季五輪の開催地として立候補することが困難になった。背景には、米国での独占放映権を持つ放送局NBCの意向があるという。オーストラリアンが伝えた。

夏季五輪は2020年に東京で開催された後、24年には仏パリ、28年には米ロサンゼルスで開催されることが決まっている。東京での開催は2回目、パリとロサンゼルスでの開催はそれぞれ3回目だ。

NBCは夏季五輪の2032年までの米国内の独占放映権を獲得するためIOCに総額で23億米ドル(約2,497億円)を支払うことになっている。これは23年までのIOCの総収入の約40%に上る。NBCは他の主要なスポーツイベントと重なるのを避けるため、7~8月の夏季五輪の開催をIOCに要望したものとみられている。

メルボルンでは1956年11月22日~12月8日に、シドニーでは2000年9月15日~10月1日でそれぞれ夏季五輪を開催。両都市とも十分な人口とスポーツ施設、各種インフラを備えているが、7~8月は冬にあたる。

オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)のコーツ委員長は、国内では7~8月に夏季五輪を開催するための気候と人口、インフラを備えているのはQLD州南東部の都市に限定されるとコメント。だが、同委員会のシドニーの委員であるヒューム氏は、シドニーの7~8月の最高気温が10度台後半から20度台前半に達することから、夏季五輪の開催は可能だと主張している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: メディア・娯楽社会・事件

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