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バイタリフィ、製造業向け検品AIセンター

ベトナムで人工知能(AI)の研究開発を手掛けるバイタリフィ・アジアが、製造業向けに検品ロボット用の頭脳であるAIモデルを開発する「検品用AIモデル開発センター」を開設した。自動化の費用対効果が確認できる「検品用AI導入シミュレーター」から、無料で簡単に試算ができる。人手不足で悩む製造業のニーズに応えていく。

バイタリフィ・アジアは、製造業向けに検品の自動化の費用対効果が確認できる「検品用AI導入シミュレーター」サービスを開始した(同社提供)

バイタリフィ・アジアは、製造業向けに検品の自動化の費用対効果が確認できる「検品用AI導入シミュレーター」サービスを開始した(同社提供)

日本における製造業の人手不足は年々深刻さを増している。こうした中で、異物混入や不良品の判別、等級分類など、検品業務への自動化ロボットの導入は根強いニーズがある一方、その頭脳となるAIモデルは、調達前の制度や費用対効果の確認が難しかった。

同社は2017年末から検品用AIモデルの開発を始め、1年半の間に日本の自動車部品工場や食品工場など、十数件の実績がある。櫻井岳幸社長はNNAに、これまでも引き合いが多く、ニーズが高かったことから、多くの製造業が導入しやすい仕組みを構築したと説明した。

■PoCが無料

同社のサービスの特徴は、シミュレーターから申し込んだ内容の確認・審査後に無料でPoC(Proof of Concept、AI導入が実現可能であることを示すための簡易試行)が受けられること。通常はPoCの段階から費用がかかる場合が多いという。

また、そのために必要な詳細確認は日本人担当者が窓口となり、テレビ会議などを利用して進めていく。精度目標をクリアした場合には、テスト結果や作成したAIモデルが顧客に納品され、顧客はAIモデルの精度・指標を確認した上で導入を検討できる。

バイタリフィ・アジアは、バイタリフィ(東京都渋谷区)のベトナム現地法人で、ホーチミン市に本社を置く。今回、開設した検品用AIモデル開発センターを担うのは、日本人1人とベトナム人6人のAIエンジニア・チームで、米グーグルのAIコンペティション「カグル(Kaggle)」で上位1%に入るほどの技量を持つ。

同社はセンター開設を記念して、検品用AI導入シミュレーターから申し込み、契約に至った先着5社に半額でサービスを提供する。詳細は、<vitalify.asia/ai_inspection_simulation>で確認できる。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信

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