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地方不動産市場が活況、クラークの人気上昇

フィリピンの地方主要都市で、不動産需要が急速に拡大している。ドイツのインターネット支援企業ロケット・インターネット系の不動産情報サイト運営ラムディ・フィリピンによると、特にクラーク自由港が位置するパンパンガ州は、購入希望者が前年比で10倍近い伸びという。地元紙ビジネスワールドが伝えた。

ラムディのサイトで購入希望者が増加した地域は、パンパンガ、カビテ、セブ、イロイロの各州、西ネグロス州バコロド市、ミンダナオ島のダバオ市。特にパンパンガ州では前年比9.7倍、カビテ州では4.0倍、セブ州では3.7倍の増加を記録した。

パンパンガ州での急増について、米系不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナル・フィリピンのジョーイ・ボンドック調査マネジャーは「クラークでのオフィス、商業施設の開発が進むにつれ、コンドミニアムなどの住宅需要が拡大しているため」と分析した。

クラークを拠点に不動産開発を手掛けるバーサフィルのホセ・カムス上級コンサルタントは、行政センター「ナショナル・ガバメント・アドミニストラティブ・センター(NGAC)」など大規模なインフラ建設が進められていることに言及。「政府主導のインフラ開発が引き金となり、オフィス、住宅の開発も加速している」と現状を説明した。

不動産業界の関係者は他の地域に関して、カビテ州ではマニラ首都圏に隣接しているという地の利だけではなく、首都圏を超えるスピードでインフラ整備が進められていること、セブ州では昨年の空港の新国際ターミナル開業に伴い観光客が増加したことが、不動産市場の活性化につながっているとの見方を示している。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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