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MRT3号線改修、日系3社が正式に開始

運輸省は1日、マニラ首都圏のMRT(高架鉄道)3号線の改修事業を、住友商事と三菱重工エンジニアリング、三菱重工グループのTESフィリピンが同日から正式に開始したと発表した。4月30日に3社への引き渡し式を実施した。

工期は26カ月間の修復工事を含め計43カ月。全ての駅で電気機械部品、電源システム、線路、倉庫設備、エレベーター、エスカレーターの修理・メンテナンスと、既存のライトレール車両(LRV)72両の総点検を実施する。事業開始に先立ち、3社は今年2月には、修復に必要な部品の調達を開始していた。

バタン運輸次官によると、修復工事で、MRT3号線の列車の運行時速が現状の30キロメートルから60キロに速まり、運行本数は15編成から20編成に増加する。運転間隔は7~10分から3分半に短縮される予定だ。

同事業は、住友商事と三菱重工エンジニアリングが昨年12月、MRT3号線の「リハビリテーション事業」として約355億円で受注した。

MRT3号線は、住友商事と三菱重工が建設し、00年に全線が開通した。保守業務については両社とTESフィリピンが一時請け負っていたが、12年に他国企業に移行後、運行システムや車両などの不具合が多発し、公共交通への信頼性を低下させるきっかけになった。16年からは韓国の釜山交通公社など5社が設立したBURIが保守業務を請け負っていたが、故障などトラブルが頻発し、17年11月に契約が正式に解除されていた。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

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