フィリピンの外食最大手ジョリビー・フーズ(JFC)は、4月6日にグアム1号店を開く。海外事業強化の一環で、米国ではニューヨーク、フロリダ、カリフォルニア、ハワイ、テキサスに続き、38店舗目となる。地元各紙が報じた。
ジョリビーのグアム1号店は繁華街デデドのマイクロネシアモールの近くに開設する。JFCのデニス・フロレス国際事業責任者(欧州・中東・アジア・オーストラリア担当)は声明で、「グアムは太平洋、アジア、アメリカの食文化が融合した場所だ。長年進出を切望してきた」と期待を膨らませた。
JFCは今年、事業拡大に前年の約2倍の172億ペソ(約362億円)を投資し、新店舗の開設や既存店舗、生産工場の改修に充てる方針。昨年は、新たにイタリア、マカオ、英国、マレーシアの4カ国・地域に進出。新規出店数は過去最多の502店(国内317店、海外185店)となり、全体で4,521店舗に拡大した。
同社は世界の外食企業トップ5入りを目標を掲げており、海外での店舗拡大を今後も加速する見通しだ。
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