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豪インドネシア、IA―CEPAを3月締結

オーストラリアとインドネシアは、包括的経済連携協定(IA―CEPA)を、3月に締結することが分かった。モリソン首相とウィドド大統領は、両国の総選挙が行われる前に妥結することで、IA―CEPAを選挙戦に利用したいもようだ。インドネシアは、オーストラリアが駐イスラエル大使館をエルサレムに移動するとした案に不快感を示し、締結を渋っていた。地元各紙が伝えた。

オーストラリアのバーミンガム貿易相が、具体的な期日は避けたものの、3月中の締結予定を認めた。また、インドネシアのエンガルティアスト貿易相は、IA―CEPAの署名について、3月に同国で開催されるビジネス・フォーラムに合わせて行なう計画を明らかにした。

両国は昨年8月に交渉を終えて、条件を既につめていた。その後、ターンブル前首相の引退に伴う連邦下院議会補欠選挙で、ユダヤ系住民が多い選挙区で与党への支持を得るために、与党保守連合(自由党・国民党)が、駐イスラエル大使館を、テルアビブからイスラエルが首都としているエルサレムに移す案を検討していると発表。これに対し、インドネシア政府は、自国でイスラム教徒が多数を占め、エルサレムがイスラム教徒にとっても聖地であることなどから、オーストラリアの案に不快感を示し、IA―CEPAの署名に難色を示していた。モリソン首相は昨年12月に、大使館移設を保留すると発表している。

オーストラリアは5月中に総選挙を実施する見込み。現行政権は、投票日までの約1カ月間は選挙管理内閣となり、重要な外交決定を行うことができなくなる。インドネシアでは、4月17日に総選挙が実施される予定だ。


関連国・地域: インドネシアオーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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