東大門のある衣類ショップに不思議な客が訪れた。カメラを手に、色違いの服を着替えながら比べる彼らは、中国の小売商だ。ショッピングを楽しんでいるようだが、実はネット上のライブ放送をしている。ライブチャットで服のサイズや素材、色など視聴者からの質問に答えつつ、同時に販売も行っている。
韓国ファッションのメッカとして知られている東大門は、中韓の感情のもつれから中国人観光客が減少し、売上高も大幅に落ちた。BJ商人と呼ばれる彼らは、広告効果はもちろん、売り上げにも良い影響を与えている。
ただ、狭い店内で長時間放送しながら、結局注文しない場合も少なくなく、増えるBJ商人への苦情の話もちらほら。規制に乗り出すべきとの声も聞かれる。現場の声に耳を傾ける政府の関心が必要だ。(智)
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。