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たばこ税1箱129円、政府が議会に働きかけ

フィリピンの財務省は4日、前日に下院を通過した法案の、たばこ物品税の引き上げ幅が「不十分」との声明を発表した。同省は来年7月から1箱当たりの税額を60ペソ(約129円)とし、現行の35ペソから71%引き上げたい考え。7%増の37.5ペソとする下院案に不満を表明し、これから審議が始まる上院に増税を働きかける意向を示した。

下院は3日、たばこ税を引き上げる下院法案第8677号を賛成187、反対7、棄権1票で可決した。同法案は、たばこ税を来年から毎年7月に改定し、現行の1箱当たり35ペソから19年に37.5ペソ、20年に40ペソ、21年に42.5ペソ、22年に45ペソと、毎年2.5ペソずつ引き上げる内容。23年以降は毎年7月に4%上げる。年初に施行した税制改革法(TRAIN)で、たばこ税は昨年までの1箱当たり30ペソから1月に32.5ペソ、7月に35ペソに上がっている。

ドミンゲス財務相は声明で、未成年者による喫煙や、たばこに由来する疾病を減らすため、たばこの値段を十分に上げる必要があると強調。ドゥテルテ大統領の署名で法律が成立するまで、さらなるたばこ増税をあきらめない考えを示した。同省は、19年にたばこ税を1箱当たり60ペソとし、20年以降は毎年9%を引き上げる下院の当社案を支持している。

下院は3日、アルコール飲料の物品税を引き上げる下院法案第8618号も賛成189、反対7、棄権1票で可決した。同法案では、19年からブランデーやウイスキーなどの蒸留酒の従価税をアルコール度数当たりの小売価格の22%とし、従量税を1リットル当たり30ペソ課す。従量税は毎年5ペソずつ引き上げ22年に45ペソとし、23年以降は毎年7%増税する。ワイン、スパークリングワイン、料理用ワインなども増税する。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 農林・水産その他製造マクロ・統計・その他経済

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