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《安全》インフルワクチンに問題、接種一時中止

台湾でフランス製薬大手サノフィが製造したインフルエンザワクチンに浮遊物が見つかった問題を受け、香港政府衛生署と医院管理局(病院管理局=HA)は27日、香港に輸入された同一製品の使用中止を決定した。香港には合わせて17万5,000本が輸入され、これまでに7万5,000本が接種されたが、健康被害は報告されていないという。28日付香港経済日報などが伝えた。

台湾で浮遊物が見つかったのは、サノフィが製造した4種類のインフルエンザを予防する4価ワクチンと3種類のインフルエンザを予防する3価ワクチンの2種類。このうち香港には同一時期にフランスで製造された17万5,000本の4価ワクチンが輸入された。サノフィは現在検証を進めているが、「品質や安全性、効果などに問題はない」と強調している。

HAによると、問題のワクチンは包装に「R3J721V」、注射針に「R3J72」というロット番号がそれぞれ刻印されている。

香港大学医学院微生物学部の高一村准教授は「工場から出荷された時点で異常がなかった場合、輸送中の温度変化によりワクチンのタンパク質とその他の物質が酸化し浮遊物が発生した可能性がある」と指摘。高准教授は効果が弱まることもあるとし、検証結果が分かり次第、医師と再接種の必要性を検討するよう呼び掛けた。

接種後1~2日の間発熱するのは正常な反応だが、発熱がさらに続く場合や、注射した箇所のはれが引かない場合は、速やかに病院に行くよう求めた。

HAは28日から公営・民間病院でともにワクチンの差し替え作業を進めており、メーカーには問題のないワクチンを早急に手配するよう要請した。インフルエンザワクチンの接種サービスは、来月1日から再開できるとみている。


関連国・地域: 香港台湾欧州
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

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