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豪11月消費者マインド改善、楽観12カ月続く

ウエストパック・メルボルン研究所は14日、オーストラリアの11月の消費者マインドが、前月の101.5ポイントから2.8%上昇の104.3となったと発表した。特に低金利が続いていることから家計などの各指標で改善が見られ、12カ月連続で100ポイントを超える「楽観」となっている。

消費者マインド指数は約1,200人を対象に、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は今月5~9日に実施した。

家計への信頼感は、「前年比の家計」が4.9%改善と、2016年上期以来の高水準となった。「今後12カ月の経済見通し」は1.7%、「今後5年間の経済見通し」も9.7%と、それぞれ改善した。一方で、「昨年に比べてクリスマス向けの支出が増えると思うか」との問いについては、「増える」と答えたのはわずか10%と、クリスマス商戦を前に世帯支出の引き締めが予想される結果となった。

今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は前月比1.9%下落の120.4ポイントと改善した。

また、住宅価格予想指数は前月比2.3%悪化の99ポイントと、2009年に指標に加えられて以来過去最低となったのに対し、「住宅の買い時」は11.8%改善し、2015年3月以来の高水準となった。

ウエストパック銀行のエコノミストは、今回は予想以上の好結果となったものの、世帯支出の拡大には至っていないとの見方を示した。また、来年は住宅市場の低迷を背景に経済成長率が2.7%に減速すると予想し、雇用市場の伸びも減速化すると見ている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融建設・不動産小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済雇用・労務

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