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ADB、21年までに78億米ドルを融資

アジア開発銀行(ADB)はこのほど、フィリピンに対して新たに6カ年の「国別連携戦略(CPS)」を承認し、うち最初の4年間(2018~21年)に総額78億米ドル(約8,750億円)の融資を決めた。

ADBによると、新たなCPSでは、◇インフラ整備および長期投資の加速◇ビサヤ地方、ミンダナオ地方の開発振興◇人的投資――の3分野を優先する。

ADBのスティーブン・グロフ副総裁はCPSの目標について、「貧困層をはじめとするフィリピン国民の生活水準を向上させ、教育、就労、収入機会の拡大を通じて経済成長の恩恵を受けられるようにする」と説明した。

22年の貧困率を14%まで低下させる政府目標の達成に向け、18~21年に毎年20億米ドル近くを融資する。「毎年20億米ドル」は、既定のADB融資の2倍に相当。4年間では78億米ドルとなり、過去最大規模の支援となる。協調融資も積極的に検討する。

既定のADB融資と合わせて、18~21年のADB融資の47%は運輸セクター開発が占める。主な事業には、◇ブラカン州マロロス―パンパンガ州クラーク国際空港間鉄道◇マニラ首都圏の南北通勤鉄道◇首都圏の複数の橋梁◇カビテ州―バターン州間のマニラ・ベイブリッジ◇首都圏の幹線道路エピファニオ・デロスサントス通り(エドサ通り)沿いの緑地建設――が含まれる。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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