インドネシアで、QRコード(2次元コード)を利用したモバイル決済サービスが増えている。スマートフォン用アプリにあらかじめ入金した電子マネーで飲食品や日用品の代金を支払う仕組み。スマホの急速な普及によって増加する利用者の需要を取り込もうとしている。中国のインターネット通販大手の京東(JD.com)は、ジャカルタ首都圏の主要鉄道駅に、QRコード決済のバーチャル(仮想)店舗を開設。タイ系フィンテック(ITを活用した金融サービス)企業ブルーペイも、駅やアパートなどに自動販売機の設置を積極的に進めている。