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保険アクサの同業買収、通知遅れで罰金

フィリピン競争委員会(PCC)は4日、フランスの保険大手アクサ(AXA)による損害保険会社XLグループ(本拠・英領バミューダ諸島)の合併・買収(M&A)について、通知が遅れたアクサに罰金を科したと発表した。PCCがM&Aの届け出の遅れに罰金を科すのは初めて。M&A自体は承認した。

PCCによれば、M&Aの契約締結から30日以内の通知を義務付けているものの、アクサからの通知は3月5日の契約日から112日が経過した6月25日だったことから、規定に基づきフィリピン事業の売上高の0.0005%に相当する12万3,862ペソ(約26万5,600円)の罰金を科す。

PCCのバリサカン委員長は、「通知義務を順守するよう各国の企業に注意を促したい」とコメント。PCCはこれまで、M&A154件(うち国際的M&Aは44件)の通知を受け、143件を承認した。

アクサはフィリピンでは、現地法人フィリピン・アクサ・ライフ・インシュアランスなどを通じて事業を展開している。PCCによれば、アクサが生命保険中心、XLが損保中心であることから、国内の競争を阻害しないと判断して合併は承認した。合併はアクサの子会社キャメロット・ホールディングスを通じて行われ、XLはアクサの完全子会社となった。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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