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クアルコム、台湾に運営製造センター設立

米半導体大手のクアルコムは24日、台湾に運営・製造工程・試験センター(Center for Operations, Manufacturing Engineering and Testing in Taiwan、COMET)を設立すると発表した。2019年初めの稼働を目指す。24日付中央通信社が伝えた。

同社は台湾の公平交易委員会(公平会、日本の公正取引委員会に相当)と和解後、台湾に拠点を開設する意向を示していた。クアルコムの幹部は、「台湾の半導体産業の発展は成熟している上、アジアのIC産業の川上サプライチェーンにおけるハブとなっていることから、台湾にCOMETを設けることを決めた」と説明。COMETの運営開始に向けて同時に関連分野の人材採用も始めると述べた。

公平会は17年10月、クアルコムがモバイル通信技術に関する各種特許を利用し、台湾の事業者からロイヤリティーを徴収したり独占的地位を濫用したりして競争を阻害したとして、234億台湾元(約850億円)という巨額の罰金処分を下した。一方でクアルコムは、知的財産権訴訟を審理する智慧財産法院に申し立てを行っていたが、今月9日になって公平会はクアルコムとの和解が成立したと発表。罰金額は27億3,000万元に引き下げられた。

公平会は、和解と同時に、クアルコムが向こう5年間に台湾で投資活動を行うことで合意したと表明。投資額は7億米ドル(約780億円)に上る見通しで、今回の拠点は、クアルコムと公平会の和解条件の一環とみられる。


関連国・地域: 台湾米国
関連業種: その他製造IT・通信マクロ・統計・その他経済

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