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〔ポッサムのつぶやき〕オージー自己破産3万2千人超、年4%増

オーストラリアで自己破産した人の数が、2018年6月30日までの一年間で3万2,000人以上となり、前年度比4%増だったことが、米系調査会社イリオンによる最新調査で明らかになった。国内の破産者数はここ数年、増加傾向にあり4年連続の増加となった。シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。

最大の自己破産の増加率を記録したのは、西オーストラリア州と北部準州で、共に前年度比10%以上の増加。また、自己破産した人の数ではクイーンズランド州が最高を記録した。いずれも鉱業ブームの終わりによる低迷が続いていることがうかがえる。また、ニューサウスウェールズ州の自己破産の増加率は同7.6%増だった。

イリオンのブライ最高経営責任者(CEO)は「複数の地域において、消費者のストレス水準が赤信号の状態となっている」と述べ、消費者たちが負債の増加、賃金成長の伸び悩み、不動産価格の下落などを同時に抱え込む、非常に苦しい状況に陥っていると指摘した。

都市別では、シドニーの不動産市場が8年ぶりの低い成長率となっており、特に中所得者層が大きな打撃を受けているという。先に発表された、オーストラリア家計収入・労働(HILDA)調査によると、シドニーでは不動産に関するストレスを経験している人の割合が01~04年は10.1%だったが、13~16年には過去最高となる13%に達している。

一方、自己破産が国内で唯一減少したのはビクトリア州で同2.2%減だったが、ブライCEOはメルボルンの不動産市場がすでに下降線をたどる兆しを示しており、今後1年間でシドニーと同様に不動産価格が下落し、自己破産が急増する可能性は十分あると予想している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

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