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小売売上高の伸び鈍化、今年は1桁後半か

小売業界団体、香港小売管理協会の鄭偉雄(トムソン・チェン)会長はこのほど、香港の今年の小売売上高について、対前年比での伸び幅が1桁後半から2桁前半になるとの見通しを示した。香港を今年訪れる旅行者は過去最高に達する見通しだが、米中貿易摩擦や人民元の下落が不安材料となり、直近で小売りの最盛期だった2013年ごろの水準に到達するのは難しいとみている。明報などが伝えた。

香港政府統計処が1日発表した6月の小売売上高(速報値)は、前年同月比12%増の377億7,000万HKドル(約5,370億円)だった。鄭会長によると、7月以降は勢いが緩まり、下半期(7~12月)の小売売上高の伸び率は1桁中盤から後半にとどまると予想される。

人民元相場は直近2カ月で5%下落。今のところ小売業界に大きな混乱は起きていないものの、鄭会長は「人民元安の進行が中国本土客の購買意欲をそぎ、時計や宝飾品など高額商品を中心に影響が広がる恐れがある」と警戒している。

ただ、年内に、香港―広東省珠海―マカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」や香港―深セン―広州を結ぶ高速鉄道「広深港高鉄」が開通する見通しで、消費を押し上げる効果も期待できるとみている。米中貿易摩擦が解決に向かった場合、来年の小売売上高は過去最高となる見通しを示した。


関連国・地域: 中国香港米国
関連業種: 小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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