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パティンバン港着工へ、事業契約署名で

インドネシアのブディ運輸相は、西ジャワ州スバン県に円借款で開発されるパティンバン港の第1期工事について、8月初旬にも着工できるとの見通しを明らかにした。27日に五洋建設(東京都文京区)など日本企業3社を含む日イの合弁事業体(JV)との間で事業契約に署名したことを受けて、着工準備が整った。

署名されたのは、第1期工事の第1~10から成るパッケージのうち第1パッケージ。コンテナターミナルやカーターミナルを建設する。2019年3月に一部供用を開始する予定。JVの参加企業は、五洋建設、東亜建設工業(東京都新宿区)、りんかい日産建設(同港区)、ウィジャヤ・カルヤ、プンバグナン・プルマハン(PP)の5社。

28日付地元各紙によると、ブディ運輸相は署名式で「パティンバン港は、西ジャワ州や中ジャワ州西部の産業の支えとなる。また、首都ジャカルタのタンジュン・プリオク港の機能も分散でき、首都圏の渋滞緩和も期待できる」と語った。

国際協力機構(JICA)は昨年11月、インドネシア政府との間で第1期工費とガジャマダ大学(ジョクジャカルタ特別州)の産学連携施設の整備資金に充てられる1,272億1,500万円を限度とする円借款貸し付け契約に調印した。パティンバン港建設事業の第1~3期工事の総費用は43兆2,200億ルピア(約3,329億円)。2027年の完工を目指している。

■運営社入札は9月か

ブディ運輸相は、当面は建設工事に注力するため、運営事業者の入札開始は9月ごろになると説明、現在、日本企業を含む約10社が入札に関心を示していると明らかにした。運営についても、日本とインドネシアでコンソーシアム(企業連合)を結成する。出資比率は、インドネシア企業が51%以上、日本企業が49%以下となる。

インドネシア企業は、ペリンド1~4や、民間インフラ会社アストラテル・ヌサンタラ、海運会社サムドラ・インドネシアが入札に関心を示している。


関連国・地域: インドネシア日本
関連業種: 建設・不動産運輸

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