豪7月消費者マインド、13年以降最高水準

ウエストパック・メルボルン研究所は11日、オーストラリアの7月の消費者マインドが、前月の102.2ポイントから3.9ポイント上昇の106.1ポイントになり、2013年後半以降最高水準に達したと発表した。オーストラリアの株式市場が堅調であることに加え、6月に連邦政府が可決した所得税減税法案が影響し、全体の上昇をけん引したとみられる。

消費者マインド指数は約1,200人を対象に、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は今月初旬に実施した。

家計への信頼感は、「今後12カ月の家計見通し」が前月比2.1%、「前年比の家計」は2.3%と共に改善。「今後5年間の経済見通し」も9.8%と、大幅に改善した。

今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は前月比0.8%減の125.8ポイントとなった。ウエストパック銀行のエコノミストであるハッサン氏は「失業率改善に悲観的な消費者が減少したことを示しているが、前月の大幅な悪化を考えると、2017年以降続いていた改善は失速を見せている」と指摘している。

またハッサン氏は、消費者マインドはまだ平均値に達していないとしながらも、小売市場が過去2カ月大幅に成長していることが今回の改善につながっているとして、家計支出の不確実性を懸念するオーストラリア連邦準備銀行(RBA)にとって朗報となるだろうと話した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 経済一般・統計

その他記事

すべての文頭を開く

社員の位置把握、キヤノンは問題なし=FWC(18:31)

豪大手銀、円建て「サムライ債」の発行拡大(18:31)

香港企のAPA買収、豪政府監督機関が審査(18:31)

テイクオフ:シドニーのワトソンズベ…(07/17)

違法な企業破綻、取締り強化 経済負担は51億$(07/17)

米中の貿易戦争、豪経済にも「深刻な影響」(07/17)

レアアース、米中貿易摩擦で影響も=豪大手(07/17)

石炭火電新設、エネルギー大手が支援申し出(07/17)

〔政治スポットライト〕野党党首の評価下落、統率力に疑問の声も(07/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

出版物

各種ログイン