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日系6社、生産現場の改善事例を発表

日本能率協会(JMA)は26日、タイの首都バンコクで生産現場管理の事例発表会「ゲンバ・マネジメント・カンファレンス&アワード2018」を開催した。選考を勝ち抜いた在タイ日系企業6社の管理監督者が現場の改善事例を発表し、タイ国トヨタ自動車(TMT)が最優秀賞を受賞した。

日本能率協会(JMA)主催の生産現場管理の事例発表会「ゲンバ・マネジメント・カンファレンス&アワード2018」の様子=26日、バンコク(NNA撮影)

日本能率協会(JMA)主催の生産現場管理の事例発表会「ゲンバ・マネジメント・カンファレンス&アワード2018」の様子=26日、バンコク(NNA撮影)

TMTの現場監督者、チャンチャイ・アシスタントマネジャーは、「人材開発と幸福な職場環境の創出」と題し講演。人材育成についての取り組み「メンバー・デベロップメント・ダイアリー(MDD)」を紹介した。MDDは、作業員の行動を記録しスキル向上に役立てる開発ツール。個人の弱点や強みを分析し教育計画に応用するだけではなく、作業員とリーダーの会話ツールとしても活用されているという。また、効率・能力ともに高い人づくりを目指し「JAI(自立化トレーニング、助言、方針を示す)戦略」を導入したと説明した。

チャンチャイ氏は、「昔はトップダウンの現場管理で効率的ではなかった。事業者意識のある人づくりが大切。いいモノづくりは、いい人づくり」と強調した。

同社は、人材育成と働きやすい職場づくり、フレキシブルな生産を強化することで、17年は3億バーツ(約10億円)のコスト削減を実現したという。

ホンダオートモービル(タイランド)は、車体の塗装面が粒状になる問題を減らすため、ホンダのQC(品質管理)サークル「NHC」を導入・実践した事例を発表。目標の40%削減を達成できただけでなく、作業工程の複雑性も60%低減したという。

このほか、タイ・ヤマハ・モーター、ダイキン・インダストリーズ(タイランド)、三菱電機傘下のサイアム・コンプレッサー・インダストリー、ニッサン・モーター(タイランド)の現場管理監督者が講演した。

同イベントは日本では37年の歴史があり、タイでの開催は今年で3回目。日タイの現場担当者など関係者約600人が参加し、6社の現場改善事例について熱心に耳を傾けていた。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車電機その他製造マクロ・統計・その他経済

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