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欧州からの旅行者が半減、ボラカイ島閉鎖で

フィリピン欧州商工会議所(ECCP)は、政府が4月末から人気の観光地ボラカイ島(アクラン州)を閉鎖した影響で、欧州連合(EU)からフィリピンへの旅行者が半減しているとの見解を示した。フィリピンの減少分は、ベトナムやインドネシア、マレーシア、タイに流れているという。地元紙マニラブレティンなどが伝えた。

ギュンター・タウス会頭は、同政策でEUからの500人の旅行者の予約が取り消しになったものの、ツアー会社が不可抗力を理由に予約金を返還しないトラブルが発生するなどしており、欧州からの旅行者がフィリピン向けの予約に消極的になっていると指摘した。

ドゥテルテ政権によるボラカイ島の閉鎖は半年間で、観光客が増える夏休み期間を含むため、EUの観光業界からは同政策に対する懸念の声が挙がっている。同会頭は、旅行業界ではボラカイ島の閉鎖計画が報じられてから、中ビサヤ地方のボホール島やシキホール島などの島を代替の旅行先として提案しているものの、フィリピン旅行のツアー販売が難しい状況になっていると説明した。

同会頭によると、昨年のEUからフィリピンへの旅行者は55万3,000人で、出費を抑えて旅行する「バックパッカー」が半数を占めた。旅行者の平均滞在期間は10~14日で、1人当たりの平均支出は2,000米ドル(約22万1,000円)という。


関連国・地域: フィリピン欧州
関連業種: 観光マクロ・統計・その他経済

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