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滴滴の乗客殺人受け、当局が配車管理強化へ

北京小桔科技(滴滴)が運営する中国最大の配車アプリ「滴滴出行」でライドシェア(相乗り)サービスを利用した女性が運転手に殺害された事件を受け、交通運輸省運輸サービス局の蔡団結副局長は15日、配車サービス業に対する管理を強化する方針を示した。運転手の登録・管理に対する指導を特に強める。

16日付北京青年報などが伝えた。発端となった事件は今月6日に河南省鄭州市で発生した。同日早朝に相乗りサービスを利用して乗車した女性が殺害され、犯人の運転手は12日までに遺体で発見された。

これを受けて15日に蔡副局長がメディアの取材に応じ、「配車サービス業は無法地帯ではない。乗客の安全は、業者が守らなければならない最低限のルールだ」と語り、全国各地で配車サービス業に対する指導を強化する方針を示した。運転手の登録前の経歴や犯罪歴の調査を徹底し、同業界の違法行為に対する取り締まりにもより一層、力を入れる。

中国の配車サービスを巡っては今回の事件発生前から、アプリに登録された車両や運転手の情報と、実際にサービスを提供する車両(ナンバーや車種)や運転手が異なるケースが数多く見られ、問題視されていた。この問題に関しては衛星測位システムや顔認証といった技術を駆使して、車両および運転手の登録情報の一致を保証できるようにしていくという。

滴滴は今回の事件を受けて12日に相乗りサービスの提供を停止し、1週間かけて業務を見直すと発表した。16日には業務改善の具体策として、午後10時~午前6時の時間帯の相乗りサービスの受け付けを暫定的に停止すると表明。日々の車両運行では、運転手が顔認証を完了するまでサービスを開始できないよう、システムを改める方針を示した。


関連国・地域: 中国-北京
関連業種: 運輸IT・通信サービス社会・事件

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