富邦銀、政治大のブロックチェーン決済好調

銀行台湾大手の台北富邦銀行は、国立政治大学の学生を対象に4月25日から開始したブロックチェーン技術を応用した決済サービスで、決済取引数が開始から2週間で当初比の4倍に増加したと明らかにした。同行は、台湾の銀行としては初めてブロックチェーン決済の商業化に乗り出しており、好調な出だしとなった。14日付経済日報が伝えた。

利用者は、台北富邦銀行の決済アプリケーション「Lucky Pay(ラッキーペイ)」をダウンロードし、提携店舗の二次元コードを読み取ることで、スマートフォンでの決済が可能となる。

台北富邦銀行は、金融と情報通信技術を融合して新しいサービスを創出する「フィンテック」にいち早く対応。2016年には、同行が出資してブロックチェーン技術開発を手掛ける「帳聯網路科技(AMIS)」を設立した。17年3月に政治大学との間でブロックチェーン決済のキーテクノロジーに関する研究開発(R&D)プロジェクトに調印。同年9月には、監督官庁の金融監督管理委員会(金管会)からブロックチェーン技術を応用した決済事業の運営の認可を受けている。

AMISの決済プラットフォームには、アルゴリズムとして「Istanbul-BFT」を実装。ネットワークに参加する個々のプログラムであるノードでブロックを形成するとともに、それをほかのノードが検証する仕組みで、台北富邦銀行によると、政治大学でのサービスでは1秒以内の決済速度を実現したという。


関連国・地域: 台湾
関連業種: IT・通信金融・保険

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