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GCAベトナムが開業、M&A市場で先手

GCAの高橋氏(左)と埋田氏。「ベトナムのM&AならGCA」と言われるブランド構築を目指す=8日、ホーチミン市

GCAの高橋氏(左)と埋田氏。「ベトナムのM&AならGCA」と言われるブランド構築を目指す=8日、ホーチミン市

合併・買収(M&A)のアドバイザリー業務を手掛けるGCA(東京都千代田区)は9日までにホーチミン市で営業を開始した。経済成長や国営企業の民営化を受けて増加が見込まれる日本企業によるベトナム企業へのM&A案件の取り込みを図る。

完全子会社のGCAベトナムは1区サイゴンセンタータワー2に入居する。従来もベトナム事業を担当してきた高橋正康氏が拠点長に就任する。

GCAはアジア6拠点を含む世界18拠点を展開しており、証券会社などには属さない独立系のM&A専業アドバイザリー会社として、検討段階からクロージング後まで一貫してサービスを提供する。ベトナムでも、現地進出を検討する日本企業に有望なベトナム企業を紹介していく。

東南アジア事業を統括する埋田朗氏は、「域内でベトナムが最もM&Aが活発化している」と現法設立の理由を説明する。計画投資省外国投資局(FIA)の統計でも、2017年の外資によるM&A認可総額は前年比45%増の62億米ドル(約6,755億円)に上った。一方でM&Aの専門家を置く証券会社や仲介会社はほとんどないことから、いち早く拠点を置くことで先行者利益を狙う。

GCAはベトナムでは澁澤倉庫、ゼリア新薬工業、加藤産業のM&A成約を支援した実績がある。現法設立によりM&Aと日本の状況双方に精通する専門家を置くことで「質の良い案件が最初に持ち込まれるようになる」(埋田氏)メリットを見込む。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 小売り・卸売り

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