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住友化学、バナナの鮮度保持剤を投入

住友化学は25日、バナナの鮮度保持剤「ライズアップ」をフィリピン市場に投入したと発表した。バナナやパームヤシなどの大規模農園向け農業関連資材を拡販する戦略の一環となる。住友化学グループは2025年までに、大規模農園向け農業関連資材事業の売り上げを年間60億円規模に成長させたい考えだ。

ライズアップは、バナナの熟成を1週間以上遅らせる植物生長調整剤で、出荷前の工程で使用する。中南米のエクアドルとコスタリカで既に販売しており、欧米や日本など遠方向けのバナナの輸出に使われている。フィリピンでは、地場フィリピン・ファーム・フィックス・ソリューションズを通して昨年に販売を始めた。

同日には、エクアドルなど中南米5カ国で、殺菌剤「パウミル」の販売を開始すると発表した。フィリピンでは12年からパウミルを販売している。

パウミルの世界売り上げは、向こう数年で年間10億円、ライズアップは5年後に10億円を目指す。

フィリピン統計庁(PSA)によると、17年の同国のバナナ生産量は前年比3%増の916万6,000トンで、18年も増える見込み。世界全体では年4%ほどのペースで増加傾向にあるという。住友化学は、12年から中南米や東南アジアを中心に大規模農園向け農業関連資材事業を強化している。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 化学農林・水産マクロ・統計・その他経済

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