3月新規車両登録は24%減、乗用車が悪化

シンガポールの陸上交通庁(LTA)が発表した3月の新規車両登録台数は、前年同月比24.2%減の8,579台だった。乗用車、商用車、二輪車がいずれも2桁減と不振。全体の約8割を占める乗用車のマイナス幅が前月から拡大した。

新規登録台数の内訳を見ると、乗用車が18.8%減の7,001台。前月は15.3%減だった。商用車は974台と48.5%減ったが、前月の63.2%減からはマイナス幅が縮小し、前月比では2倍以上に増えている。二輪車は前年同月比25.7%減の604台。ただ前月比では1.5倍に拡大している。

■現代自動車が躍進

乗用車をメーカー別で見ると、上位15社のうち9社が前年同月を下回った。ただ韓国の現代自動車は好調で、前年同月比3.7倍の619台と、ドイツ勢を抑えシェア3位に躍り出た。起亜自動車(シェア9位)も12.9%増の349台と2桁伸長した。

日本勢は、シェアトップのトヨタ自動車が26.8%減の1,181台、2位のホンダが38.7%減の1,056台とともに大幅減だった。ただ両社とも前月比では2桁伸長し、1,000台を割り込んだ2月から回復を見せた。インフィニティを含む日産自動車(5位)とSUBARU(スバル、10位)は、それぞれ前年同月比42.5%減の577台、38.0%減の220台。一方、三菱自動車(8位)は2.9%増の394台だった。

ドイツ勢はBMWを除きマイナスだった。4位のメルセデス・ベンツが9.6%減の612台。アウディ(11位)とフォルクスワーゲン(12位)はそれぞれ9.2%減の207台、22.4%減の149台だった。一方BMW(6位)は36.8%増の550台。

■商用車の総登録台数はプラスに転換

3月末時点の車両総登録台数は、前年同月比0.7%増の95万7,562台。伸び率は前月の0.3%からわずかに拡大した。ただ前月比では3カ月連続でマイナスとなっている。

項目別では、商用車が前年同月比2.7%増の16万1,837台となり、1年1カ月ぶりにプラスに転じた。このほか前年同月を上回ったのはレンタカー(17.7%増)とバス(3.5%増)だった。タクシーは18.7%減と8カ月連続で2桁のマイナスとなっている。

乗用車の総登録台数のうち、環境適合車は1.0%増の2万2,761台だった。ハイブリッド車と電気自動車(EV)がそれぞれ1.2%、0.6%増加した。


関連国・地域: 韓国シンガポール日本欧州
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車

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