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UCC上島珈琲、ベトナムで現地法人を設立

UCC上島珈琲は20日、ホーチミン市で現地法人の開所式を開催した。駐在員事務所から現地法人化したことで、業務用コーヒー豆の卸売りやカフェの運営に力を入れる方針だ。

「ベトナムでブランド力を高め、高まるコーヒー需要を捕らえていく」と語るUCCインターナショナルのエグゼクティブ・ディレクター、木ノ下氏=20日、ホーチミン市

「ベトナムでブランド力を高め、高まるコーヒー需要を捕らえていく」と語るUCCインターナショナルのエグゼクティブ・ディレクター、木ノ下氏=20日、ホーチミン市

現地法人の会社名は「UCC上島珈琲ベトナム」で、ホーチミン市ビンタイン区にオフィスを構える。オフィスビルの1階には同社が運営するカフェ「UCCコーヒー・ロースタリー」を昨年12月にオープンしている。同社はアジアでは8カ国・地域に進出しており、台湾やシンガポール、フィリピン、インドネシア、中国では焙煎工場を持つ。ベトナムはアジアでは9カ所目の進出先となる。

UCCインターナショナルのエグゼクティブ・ディレクター、木ノ下修央氏は「アジアでは、インスタントではなく本物のコーヒーを、家でも楽しむ消費者が増えている」とし、「ベトナムではブランド力を高めるべく商品開発を進め、コーヒー需要の高まりを捕らえていく」と話した。同社は2011年にホーチミン市に駐在員事務所を設立。15年より中部高原ラムドン省ダラット市で品評会を開催するなど、国内のコーヒー産業の発展に協力してきた。

カフェの運営を担当するUCCインターナショナル高田衛部長は「カフェはブランド認知度を高めるためのショールーム的な役割」と話す。席数は45席ほどで、コーヒーの価格は7万ドン(3米ドル、約325円)から。ワッフルなどのデザートも提供する。

ベトナムのコーヒー市場では、「スターバックス」に代表されるエスプレッソ飲料が存在感を示してきた。ただ、高田部長はここ2~3年の傾向として、「世界的にもブームになっている、ハンドドリップによるコーヒーを主力とする『サードウエーブ』がベトナムでも人気になりつつある」と語る。実際、スターバックスでもハンドドリップによるコーヒーを提供するサービスを、一部の店舗で開始している。コーヒー豆の産地にも、消費者の関心は高まりつつある。UCCのカフェでは、品評会で上位入賞したアラビカ豆を使用するなど、サードウエーブの需要を取り込みたい考え。店舗を情報発信の拠点としても活用していく方針だ。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 食品・飲料

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