グーグルの豪本社、レッドファーンに移転へ

シドニーのレッドファーン駅周辺で計画されているテクノロジーハブの建設で、米IT大手グーグルのオーストラリア子会社、グーグル・オーストラリア(豪グーグル)が、アンカーテナントとして同テクノロジーハブに入居する見通しであることが分かった。4日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。

グーグルはオーストラリア本社の移転に当たり、シドニー湾岸地区ベイズ・プリーシンクトにあるホワイトベイ発電所跡地を候補地としてニューサウスウェールズ(NSW)州と単独交渉を進めていたが、同地の交通インフラの不備を背景に、昨年4月に計画から手を引いていた。

同テクノロジーハブの建設を手掛けるのは、オーストラリアの不動産開発大手マーバック・グループとみられ、マーバックとグーグルは、コンテンポラリーアートの展示施設「キャリエージ・ワークス」に隣接する用地を同テクノロジーハブに改修することで協議を進めているもよう。

これについてマーバックの広報担当者は明言を避けているが、NSW州首相・内閣省の広報担当者は、同テクノロジーハブの開発に関する提案書が民間から提出されたことについて認めており、「評価が第2段階に進んだ際に、州政府のウェブサイトにて詳細情報を公開する」としている。

キャリエージ・ワークスの周辺用地の大半は、NSW州政府が保有するもの。マーバックは2015年に、NSW州政府からレッドファーンに位置するオーストラリアン・テクノロジー・パーク(ATP)を、総額2億6,300万豪ドル(約215億円)で取得していた。ATPは、既存のオフィスビル4棟と商業スペース、会議施設のほか、更地を含む。


関連国・地域: オーストラリア米国
関連業種: IT・通信建設・不動産政治

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