インドネシア運輸省は18日、南ジャカルタ・マンガライ駅と西ジャワ州ブカシ県チカラン駅を結ぶ、鉄道の複々線化工事の完了時期を当初計画から2年前倒しし2020年とする方針を明らかにした。
ブディ運輸相は、19年にはマンガライ駅―ブカシ市のクランジ駅の工事が完了し、旅客輸送能力を現在に比べて25%増加できると指摘。複々線化により長距離線と通勤線を分離することは、チカンペック高速道路の渋滞緩和のためにも非常に重要だと説明した。
昨年はチカラン駅など3駅で改修工事が完了、今年はさらにクランジ駅など5駅の工事が完了する。複々線化工事の進捗(しんちょく)率は、マンガライ駅―東ジャカルタ・ジャティヌガラ駅が53%、ジャティヌガラ駅―ブカシ駅が78%。ブカシ駅―チカラン駅は完了している。
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